去る、7月23日(火)に、会津若松市北会津公民館において
【うるし染め エコ・ワークショップ】が開催されました。
うるしの木から、漆器に使う漆(樹液)を掻き取った後の「心材」をチップ状にし、熱湯で煮出すことで染色液を作ります。
染色する生地として用意した綿100%のハンカチと手提げ袋を、輪ゴムやビー玉を使って固定し、染色後に模様が出るよう工夫しました。
染色液に浸した後は、ミョウバン入りの水につけ置きし、色落ちを防ぐ加工を施しました。
本来であれば、処分するしかない素材を利用し、また、天然の色素しか使わない、環境に優しい染め物体験です。
講師には、会津農林高等学校の須藤先生にお越しいただき、うるしにまつわる様々なお話もしていただきました。
今般の、「うるしを用いた染め物の手法」を用いて、アートコミュニケータや若松二中の美術部のみなさんのご協力のもと、展覧会場を彩るアートプロジェクトが進行中です(詳細はこちらをご確認ください)。
このプロジェクトの成果発表は、10月4日(金)からの展覧会(文化センターほか)で公開予定ですので、ぜひお越しください。