滝澤 徹也

美術家、和紙職人。

1977年、東京都生まれ。

2005年、東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻版表現卒業。

2009年、「小川和紙」の技術継承者育成事業を修了後、東京都無形文化財「軍道紙」の再生に関わる。

2018年11月~2021年11月、福島県・西会津町地域おこし協力隊として会津藩御用紙「出ケ原紙」の復元・再生に取り組む。
2020年度に福島県漆掻き職人育成研修を修了。現在は出ヶ原和紙和紙工房代表。

伝統的な手漉和紙の研究、製造を行う一方、場の歴史や自然と人間の物づくりの営みの関係をテーマに、日本のみならずインド・ノルウエー・リトアニア・ハワイなど各地で滞在しながらや絵画や版画、紙などを媒介とした、祈りのような制作、展示を行なっている。

 

【主な活動、展覧会】

2011 International paper art exhibition (台湾,国父紀念館)

2013 個展GANGA・PAPER (インド,Banaras Hindu University Art Gallery)
AOMORI PRINTトリエンナーレ2014

2016 出ヶ原紙、滝澤徹也展(リトアニア・Vilinius Academy of Arts Gallery)

2017 森の箱舟アートプロジェクト 森を漉く(西会津)

2019 凹凸に降る (ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション)

2018~2020発酵絵画(I.L.A Gallery)などがある。

2019年興福寺と会津展(福島県立博物館)にて 飯舘村の孔雀石・石川町の雲母・磐梯町の水・西会津の楮での散華の為の和紙・ドローイングを制作する。

2019年はま・なか・あいづをつなぐコミュニティプロジェクト大熊町の楮での大熊の方々と制作した和紙、三島小の学校田んぼの藁による紙などでのワークショップなどを行う。

2021 「漉いて 摺る」展 企画
他、展示・ワークショップ・展覧会企画など多数

 

【参加イベント】

・艶(つや)をつむぐ ~表象の掻きあと~(10.4金-14月 展覧会)

・アーティストが魅た会津 ~新たなロジック~(10.5土 10:20-11:30 トークイベント)

・漆の木の拓どり(開催日:10.6日、10.14月 10:00~12:00、13:00~15:00 ワークショップ)