
アートコミュニケータを対象とした研修会を開催しました。
美術作品の鑑賞を通じて、観察力や思考力、コミュニケーション力などを育成する対話型鑑賞の方法です。
具体的な手順としては、ファシリテーター(進行役)が、「この絵の中で何が起こっている?」「それはどこから分かった?」「他にも分かることはある?」という3つの質問を駆使し、参加者が意見交換をすることで内容を深めていきます。

開催情報
●9月13日(土)13:00~16:00
研修会の講師は、あいづまちなかアートプロジェクトのディレクターでもある、東京藝術大学の伊藤達矢教授に務めていただきました。
VTSの基本的な知識や進め方などについて説明を受けたあと、参加者の皆さんには、一人一回ファシリテーターにチャレンジしてもらいました。
より効果的なVTSを展開するためには、3つの質問を投げかけるだけでなく、ポインティングやパラフレーズ、リンキングをはじめ、様々なテクニックをバランスよく組み合わせる必要があるなど、経験を積み重ねることでどんどん上達するような、非常に奥深いものであることが理解できました。
美術作品の鑑賞をしていると、ついつい正解の解釈を求めてしまいがちですが、VTSを通じて作品を観ることで、まずは自分がどう思うか、また、ほかの人がどう感じたのかを知り、特に印象に残った作品や作者のことを能動的に調べたりするようなきっかけづくりになる(作品との出会いを一期一会にしない)ことが期待されます。




