
今年も、うるしとアートの要素を掛け合わせたプロジェクトが始動しました!
美しい漆の作品・工芸品をつくるために不可欠な工程の一つに、漆を塗る前の『濾す』作業があります。
『濾し紙』と呼ばれる和紙を絞り上げ、漆液の中に含まれる細かなゴミやほこりなどの不純物を取り除きます。
しかしながら、貴重な漆が染み込んだ『濾し紙』は、使い道がなくほとんどは廃棄されてしまいます。
今回は、そうした『濾し紙』を全国から集め、来場者参加型のアート作品をつくりあげた後、会津若松市文化センターで10月4日(土)から開催される展覧会で展示を行います。

事前制作の実施
本プロジェクトを企画いただいた吾子さん指導のもと、アートセンターなどを会場に、複数回の作品制作ワークショップを行いました。
●一回目 9月13日(土)16:00~17:00
●二回目 9月14日(日)13:30~15:00
●三回目 9月23日(火・祝)13:30~15:00
本プロジェクトでは、全国の漆に関わる方が素材を提供し、地域の様々な方やアートセンターを訪れた方などが制作に携わるなど、作品をつくりあげる中で、人と人の結びつきを強く感じることができました。

また、作品の制作工程も、短冊状に割いた濾し紙どうしを「結び、繋げ、広げる」というものであり、これは、あいづまちなかアートプロジェクトが、今年、アートセンターを介して実現したいこととリンクする内容でもあります。
●形式:インスタレーション(網目構造の立体作品)
●素材:使用済み濾し紙、漆、等



2004年 東京藝術大学 卒業
2006年 東京藝術大学大学院 修了
以降、漆を使った美術作家として国内外で発表
2010年~ 会津大学短期大学部 非常勤講師
2021年~ 福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター 漆工担当 副主任研究員
2025年~ 会津大学短期大学部 デザイン情報コース 工芸デザイン・漆芸 准教授
場 所:野口英世青春広場 Dr.野口館(住 所:会津若松市中町1-23)
問い合せ:あいづまちなかアートプロジェクト実行委員会事務局(会津若松市文化スポーツ課)
TEL.0242-39-1305

