【会津・漆の芸術祭】『漆樹の心材を使った染め物体験』(開催報告)

【会津・漆の芸術祭】
アートセンターにおいて会津ならではの文化資源である『うるし』を使った草木染めを実施しました!

イベントについて

うるしの木から、漆器に使う漆(樹液)を掻き取った後の「心材」をチップ状にし、熱湯で煮出したものを染色液とした体験です。
本体験では、用意した生地(綿100%)を染色する際に様々な模様が出るよう、輪ゴムやビー玉などを使い生地を固定するといった工夫を凝らしました。
また、かぶれの成分(ウルシオール)が多く含まれる樹液(漆液)と異なり、お子様でも安心して体験いただけるほか、自然由来の染液でつくる環境にも優しいワークショップです。

開催情報

日時:令和7年10月12日(日)13:00~14:30
       10月13日(月・祝)13:00~14:30
会場:野口英世青春広場(中町1-23)

※令和7年度福島県森林環境交付金(福島県森林環境税)活用事業

当日の様子

たまたまアートセンターを訪れた方以外にも、ご自宅から染色したい生地をお持ちいただいた方や、染色の待ち時間に広場内の飲食店でコーヒーブレイクを楽しまれる方など、様々な方に体験いただきました。
皆さん、どんな模様が出るかドキドキしながら生地を固定し、どことなくアートな染め上がりにご満足いただけたようでした。

事前準備の様子

今回の体験に必要不可欠な「うるしの染色液」については、会津工業高校の生徒の皆さんと協力して精製しました。

アートセンターについて

場  所:野口英世青春広場 Dr.野口館(住 所:会津若松市中町1-23)

問い合せ:あいづまちなかアートプロジェクト実行委員会事務局(会津若松市文化スポーツ課)
     TEL.0242-39-1305

【会場】野口英世青春広場