
【会津・漆の芸術祭】
『漆器×本郷焼』で、普段使いもできるアート作品を制作します!
あいづまちなかアートプロジェクトでは、会津ならではの文化資源である「うるし」と、地域の魅力を生かした文化芸術「アート」を掛け合わせた取り組みを通じて、人々の心、暮らし、まちが、より豊かなものになるよう様々な機会づくりに努めています。
とりわけ、昨年度からは、地域の子どもたちやアートコミュニケータと連携した「うるし×アート」の作品制作にも力を注いでまいりました。
【参考】・染める-SOMERU-プロジェクト
・彩る-IRODORU-プロジェクト
今年度は、地域・学校との連携に加え、民間企業の皆さんにもご協力をいただき「産・官・学」の協働による新たなプロジェクトが始動しています!
会津学鳳高校の生徒の皆さん、みずほ銀行会津支店の皆さん、そしてアートコミュニケータの皆さんらと連携し、陶胎漆器の手法を用いたアートなカルトンを制作します。
なお、制作したカルトンは、各所でお披露目をしたのち、みずほ銀行さんの業務でご活用いただく予定です。
○陶胎漆器…陶磁器の素地(土台)に、漆で塗りや加飾を施す伝統的な技法でつくられた漆器。
○カルトン…金銭の授受などに用いる盆(キャッシュトレー)。

プロジェクトメンバー
【参加者】
福島県立会津学鳳高等学校 美術部
みずほ銀行 会津支店
あいづまちなかアートプロジェクト アートコミュニケータ
【コーディネーター】
東京藝術大学 伊藤将和さん
【講師(制作指導)】
会津本郷酔月窯 西田理人さん
漆陶房WANOWA 水谷和瑚さん
第1回 会津本郷焼の工房見学・カルトンの原型づくり
日時:令和7年9月27日(土)9:30~11:00
会場:酔月窯 工房(会津美里町)



第2回 素焼き後の素地に呉須で絵付け
日時:令和7年10月12日(日)14:00~15:00
会場:アートセンター(野口英世青春広場)



今後の予定
次の工程では、いよいよ『漆』を使った加飾作業を行う予定です。
どんなカルトンが完成するのか、ご期待ください。

