アフター企画「黒板アートコンテスト」を開催しました!

今年のあいづまちなかアートプロジェクトの会期は終了しましたが、本プロジェクトのアフター企画として、日学(株)主催の「黒板アート甲子園」で2年連続入賞を果たしました会津学鳳高校美術部の皆さんを講師に迎えて、中学生を対象にした「黒板アートコンテスト」を開催しました!

11月29日(日)に、会津若松市立鶴城小学校の教室をお借りして、市内の中学校4校から9チーム34名が参加し、各教室の黒板に「黒板アート」を制作しました。
制作テーマは「オリンピック・パラリンピック」です。

各チームには会津学鳳高校美術部2年生の皆さんがそれぞれサポートに入り、作品づくりのちょっとしたアドバイスをしていただきました。各チーム、創意工夫を凝らしながら作品制作に取り組み、朝から制作を始めた作品は、夕方に完成しました!

完成した9チームの作品は、講師役の会津学鳳高校美術部2年生が審査し、その後、表彰式が行われました。

入賞作品はこちらです!
最優秀賞

作品名「わ」
Iチーム 四垂組(しだれぐみ)
(会津学鳳中学校)
コメント
五輪の「輪」と平和の「和」をかけて「わ」という題名にしました。オリンピック・パラリンピックを通して世界が繋がる様子を渦巻く聖火や義手で表現しました。

優秀賞

作品名「飛躍~平和に向かって~」
Hチーム SUNNY CHALK
(会津学鳳中学校)
コメント
平和のイメージ「はと」をみんなで形にしました!
日本らしさの富士山や桜などに注目してみていただけたら嬉しいです!
はとの影のつけ方や、桜の色合いに苦戦しましたが、5人が力を合わせて納得のいくものをつくることができました。はとが私たち、私たちがゴールに向かっている(リーダーは後者推しですが)など、解釈は色々あると思いますが、そこも楽しんでいただけると幸いです。

優秀賞

作品名「向日葵~裸になって、飛んで。~」
Bチーム ジョンソン・ダニエル・ボブ・スノーワールド花子ちゃん♡
(第一中学校)
コメント
みんながみんな「勝ちたい!」と思っているなかで、1つ変わらない、普遍的でシンボル的なものはなんだろうと考えた時に、静かにもえている「聖火」が適しているんじゃないかと思って描きました。
聖火の前ではみんなが平等で、裸になって飛べると思います。
その様は、太陽に向かって咲く向日葵のようだと感じたので、タイトルはこれになりました。

9チームの作品のほか、会津学鳳高校1年生が人気のキャラクターなどを6教室の黒板に描いてくださいました。

計15の作品は、翌朝、鶴城小学校の児童の皆さんへの素敵なサプライズプレゼントになりました!!普段使っている黒板が素晴らしいアート作品に様変わりし、児童の皆さん、とても喜んでくれました。
そして、黒板に描かれた黒板アートの宿命として、作品は消され、いつもの黒板にかえっていきました。夢のような一瞬のアート作品ですが、児童の皆さんの記憶には鮮烈に残ってくれたことと思います。