「あいづまちなかアートプロジェクト」のオープンを記念したイベントです。会津塗の職人が塗りを施したバイオリンによる調べをお楽しみください。

バイオリン奏者:瀬崎明日香氏

　古蔵の雰囲気と全国漆芸系10大学の若い感性がコラボレーション
　会津・漆の芸術祭の開催に、全国で漆芸を学ぶ大学が参加協力を頂けることになりました。
　今年は、去年の７大学を上回る１０もの大学が名乗りを上げてくださいました。
　蔵の空間と趣きのある漆芸作品が、秋の会津を彩ります。
　特に今年は、京都市立芸術大学のサイレントアクアの支援を受け、参加大学によるワークショップを開催することが出来ます。その他、参加大学生による意見交換会や作品解説の時間も設ける予定です。

　是非、秋の会津へ素敵な作品を見にお越しください！

　古くより脈々と受け継がれてきた会津塗の技。会津の風土に育まれたすばらしい職人たちの作品をご覧いただけます。

　出品職人：照井克彦、照井邦彦、儀同哲夫、坂内憲勝、山内泰次（順不同、敬称略）

　「漆」を素材に、伝統技法と現代の感性が織り成す様々な漆芸アート作品を展示します。

　鶴ヶ城のそばで、400年受け継がれる会津漆の職人の技を展示。

　会津の郷土料理「こづゆ」を食べるときに使う｢手塩皿｣。
　会津塗りの手塩皿に描く原画のデザインコンクールの入賞作品を展示します。
＜期間限定企画　10/4～10/19まで＞
　全国から応募のあった112点の中から厳選された20の入賞作品を展示し、その中からお気に入りの１皿に投票してください。11月3日のクロージングセレモニーの中で表彰式を行います。
詳細は、こちらをクリック。

　漆の持つぬくもり、魅力を体感できるスペースです。ぜひ、親子で｢漆の良さ｣を感じてください。小学生が｢会津の宝物｣をイメージして創った｢會津絵本｣もご紹介します。

　漆遊具(予定)：漆塗りの滑り台、漆塗りドーム、漆塗りの積木（会津桐）　など

　日本のさまざまな伝統工芸は、世界的には素晴らしい文化遺産であり、また現在でも社会的文化資源として高い評価を得ています。しかし一方で、そこに暮らす人々の日常のなかでは、「伝統的なもの」としての距離感が強く、ライフスタイルの変化や他素材の進歩などから、伝統工芸の魅力や価値を、生活のなかで実感し認識することが難しくなってきています。このプロジェクトは、会津の地場産業が持つ文化の歴史を再確認し、東京造形大学と地元職人や企業とが協力して、会津漆器と会津木綿の現在の可能性を探求する試みです。今回の企画展では、新たな発想や視点で創り出された漆器や木綿を通して、伝統的なモノに潜む現代的な魅力や価値の素晴らしさ〈ワンダフル！〉を体感してください。この試みが、伝統文化と皆様を次世代へと繋げる時間になれば幸いです。

●うるしの器の特別企画１：「ちょこっとゴハン」
料理研究家・長谷川弓子さん(「天然生活」料理コーナー連載中)監修により、割烹・田季野が調理した「菊花俵むすび・吸い物・香の物」を、伝統工芸士三浦圭一さんなど職人の手による会津塗の器でお召し上がりください。漆の器の魅力を五感で実感していただくための特別企画です。
◎土曜・日曜・祝日限定１日20食(11：00～なくなり次第終了)

●うるしの器の特別企画２：「お菓子の時間」
東京・代官山にあるイル・プルー・シュル・ラ・セーヌのケーキと焼き菓子を漆芸家・飯塚佐喜子さんの器にのせて、特別ブレンドのコーヒーとともにお楽しみください。イルプル代表のパティシエ弓田享さんは会津若松出身です。
◎10：00～16：00(会期中常時)

※10月4日(土)は15：00までとなります。

　世界的靴ブランド「jimmy choo」制作による漆と会津木綿を使用したハイヒールを展示。
　地場産品の技が持つ芸術性は必見です。

　昭和13年建設の会津若松市議会の本会議場を舞台に、芸術作品の展示やミニコンサートを開催します。古き良き建物の雰囲気とともに、芸術鑑賞をお楽しみください。

バイオリン奏者:堀田里江子氏

　※セレモニー･コンサートは事前申し込み制　定員60名
　　はがきにクロージングセレモニー希望の旨、住所、氏名、電話番号を記入し、
　　実行委員会までお申し込みください（はがき1枚で2名様まで　10/16必着)