月別アーカイブ: 2013年8月

うるし林見学会の様子を報告します。(8月7日終了)

漆器の原点である「漆」。会津では幕末まで、漆樹が厚く保護されていました。その後、時代の変遷とともに減少していきました。今では、市有林では約700本弱が確認されています。
ウルシの木を将来につなげるために、市でウルシの植栽を行っています。今回は、市民の皆さんと一緒に、下草刈りとウルシ掻きの体験会を行いました。写真で紹介します。

下草刈り

夏の暑さに負けず、懸命に下草刈りをしました。

 

元気に育てよ!(赤くマーキングしてあるのがウルシの木です)

元気に育てよ!(赤くマーキングしてあるのがウルシの木です)

 

ウルシ掻きを直に見て、興味深々。その後、体験で掻き取りをしました。

ウルシ掻きを直に見て、興味深々。その後、体験で掻き取りをしました。

白いのがウルシの樹液です

白い樹液が漆の原液です。

 

参加者のみなさん、お疲れ様でした!

参加者のみなさん、お疲れ様でした!

見学会終了後、会津漆器の源であるウルシの現状について、みなさんからは様々な意見が出されました。

誰もかぶれずに、大変貴重な体験ができた見学会でした。


会津塗手塩皿とアートのマリアージュ 順調です!(下地編)

現在、1000枚の皿を完成させるために、会津漆器協同組合の職人達が作業を進めています。その進み具合に併せて、お知らせしていきます。
今回お伝えする工程は、「下地」です。木地に一度漆を浸み込ませ(木がため)た後、サビ(砥の粉に漆を合わせた硬めのペースト状の下地)をヒノキのへらで平滑に付けてます。
これは、木地の荒れを埋めながら、この後に塗る漆が滑らかになるための大事な工程です。

下地

下地

下地作業の拡大

下地作業の拡大

 


コボシこれくしょんの作品を紹介します!

白地の起き上がり小法師に、様々な想いを込めてつくりあげられたコボシたちを一堂に展示する「コボシこれくしょん」。これまで、参加頂いたコボシの一部をご紹介します。

 

最初に参加頂いた西脇光重さんの作品は、ジョッキを持っていい気分?

西脇さんのコボシと会津若松駅

西脇さんのコボシと会津若松駅

 

次に参加頂いたタカヒロコさんの作品は、会津の自然を感じられますね。

猪苗代湖とコボシ

猪苗代湖とコボシ

多くの方の参加をお待ちしております。


ホームページを公開しました!

あいづまちなかアートプロジェクトのホームページを公開しました!
calm projectsの参加や会津若松市出身の伝説のイラストレータ「長沢節」の特別企画展など、期間限定の展示がまちなかで展開します。

10月は会津へぜひどうぞ!

dm